藤沢市の障害者福祉ガイド|支援や割引、相談窓口のまとめ
神奈川県藤沢市で障害のある方やご家族が安心して毎日を送るために。
「どこに相談すればいいの?」「どんな支援が受けられる?」といった疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
この記事では、神奈川県藤沢市で利用できる公的な相談窓口から、暮らしや仕事を支える福祉サービス、日々の生活に役立つ手当や割引制度まで、知っておきたい大切な情報を分かりやすくまとめました。
藤沢市にある総合相談窓口【まずココ】
障害に関する悩みや手続きについて、いざ相談しようと思っても「まず、どこへ行けばいいんだろう?」と迷ってしまうことは少なくありません。
この章では、神奈川県藤沢市で障害福祉に関する相談をしたいときに、最初に頼りになる公的な窓口をご紹介します。
市の中心的な窓口である「市役所」と、あなたに合ったサービス利用計画を一緒に考えてくれる「相談支援事業所」の役割を知ることで、支援への第一歩をスムーズに踏み出せます。
市役所における障害福祉の担当課
神奈川県藤沢市における障害福祉の総合的な相談窓口は、市役所にある「障がい者支援課」です。
障害者手帳の申請や更新、各種手当の受付、福祉サービスの案内など、さまざまな相談に対応しています。
何から始めればよいか分からない場合や、制度全般について知りたいときは、まずはこちらに問い合わせてみるのが良いでしょう。
藤沢市役所 障がい者支援課の連絡先
専門の職員が、障害のある方やそのご家族からの相談に応じてくれます。
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基本情報
- 担当部署:
- 所在地:
- 電話番号:
- FAX番号:
- 開庁時間:
障がい者支援課
〒251-8601 神奈川県藤沢市朝日町1番地の1 藤沢市役所 本庁舎2階
0466-50-3528
0466-25-7822
月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)午前8時30分から午後5時まで
※出典:藤沢市公式ウェブサイト 障がい者支援課 (2024年5月時点)
こんな時に相談できます
藤沢市の障がい者支援課では、以下のような様々な相談を受け付けています。
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相談内容の例
- 障害者手帳の取得や更新:
- 利用できる福祉サービスを知りたい:
- 手当や医療費助成について:
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の申請方法や手続きについて相談できます。
ヘルパーの利用(居宅介護)や、日中活動の場(生活介護)、就労支援など、どんなサービスがあるか教えてもらえます。
特別障害者手当などの経済的な支援や、医療費の助成制度に関する情報を得られます。
あなたの計画作りを支える「相談支援事業所」とは?
「相談支援事業所」は、障害のある方が様々な福祉サービスを適切に利用できるよう、専門の相談員(相談支援専門員)がサポートしてくれる身近なパートナーです。
障害福祉サービスを利用するためには、一人ひとりの希望や状況に合わせた「サービス等利用計画」の作成が必要となります。
この計画書作りを、ご本人やご家族と一緒に考え、作成からサービス事業者との連絡調整までを一貫して手伝ってくれるのが相談支援事業所の役割です。
計画作成にかかる費用は公費で賄われるため、自己負担はありません。
藤沢市での相談支援事業所の探し方
神奈川県藤沢市内には複数の相談支援事業所があり、お住まいの地域や障害の種別に応じて選ぶことができます。
どの事業所に相談すればよいか分からない場合は、まずは市役所の障がい者支援課に問い合わせることで、お住まいのエリアを担当する事業所の情報を得られます。
また、藤沢市の公式ウェブサイトでは、市内の指定相談支援事業所の一覧が公開されていますので、こちらも参考になります。
【藤沢市のワンポイント情報】
相談支援事業所は市内全域にありますが、特に藤沢駅、辻堂駅、湘南台駅といった交通の拠点となる駅の周辺に多く設置されています。ご自宅からのアクセスや、通いやすい場所を選ぶのも一つの方法です。
【早見表】手帳や医療、福祉、就労の主な申請先一覧
障害福祉に関する手続きは多岐にわたるため、どこに何を相談すればよいか混乱してしまうこともあります。
ここでは、目的別に主な相談・申請窓口を一覧表にまとめました。
ご自身の状況に合わせて、どこにアクセスすればよいかの参考にしてください。
目的別の主な相談・申請窓口(藤沢市)
表が画面からはみ出す場合、左右にスクロールしてご覧いただけます。↔
目的・手続きの種類 | 主な相談・申請窓口 | ワンポイントメモ |
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障害者手帳の取得・更新をしたい | 藤沢市役所 障がい者支援課 | 手帳の種類によって必要な書類が異なります。まずは電話で確認するとスムーズです。 |
医療費の助成を受けたい | 藤沢市役所 障がい者支援課 | 障害者医療費助成制度や自立支援医療など、複数の制度があります。 |
ヘルパーや通所施設などの福祉サービスを利用したい | 相談支援事業所 (まずは市役所 障がい者支援課へ) |
サービスの利用には「サービス等利用計画」が必要です。まずは相談支援事業所を探すことから始まります。 |
仕事を探したい・就労に関する相談をしたい | ハローワーク藤沢 地域の就労支援機関 |
ハローワークには障害のある方向けの専門窓口があります。就労移行支援などのサービスもあります。 |
障害に関する全般的な悩みを聞いてほしい | 藤沢市役所 障がい者支援課 相談支援事業所 |
どこに相談していいか分からない場合でも、これらの窓口が適切な場所へ繋いでくれます。 |
藤沢市で利用できる手当・助成金・割引制度【お金の話】
障害のある方の生活を支えるためには、経済的なサポート制度について知っておくことが大切です。
この章では、藤沢市で利用できる医療費の助成や生活費の手当、税金の控除、そして日々の暮らしに役立つ各種割引サービスについて解説します。
どのような制度があり、ご自身が対象となる可能性があるのかを確認してみましょう。
知っているだけで暮らしの負担を軽くできるかもしれません。
医療費に関する助成について(障害者医療費助成・自立支援医療)
病気やけがで医療機関にかかる際の自己負担を軽減するための制度があります。
代表的なものに、藤沢市が実施する「障害者医療費助成制度」と、国が定める「自立支援医療制度」の2つがあります。
障害者医療費助成制度(福祉医療証)
藤沢市では、特定の障害者手帳をお持ちの方などを対象に、保険診療の自己負担分を助成する制度を設けています。
この制度を利用すると、神奈川県内の医療機関で「福祉医療証」を提示することで、保険診療の自己負担なしで受診できます(※所得制限や一部負担金がある場合があります)。
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主な対象者
- 身体障害者手帳1~3級をお持ちの方
- 療育手帳A1・A2・B1をお持ちの方、または知能指数50以下の方
- 精神障害者保健福祉手帳1級または2級をお持ちの方
- 65歳以上で一定条件に該当する方
自立支援医療制度
心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。
主に「精神通院医療」「更生医療」「育成医療」の3種類があり、対象となる医療を受ける際の自己負担が原則1割に軽減されます。
※「育成医療」「更生医療」等は所得制限や手続きの細かい違いがあるため、「詳細は公式サイトor市担当窓口で必ずご確認ください。
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自立支援医療の種類
- 精神通院医療:
- 更生医療:
- 育成医療:
精神疾患の治療のために通院する際の医療費が対象です。
身体障害者手帳を持つ18歳以上の方が、特定の障害を軽減・改善する手術などを受ける際の医療費が対象です。
18歳未満で身体に障害のあるお子さんが、その障害を軽減・改善する手術などを受ける際の医療費が対象です。
これらの医療費助成に関する申請や相談は、藤沢市役所の障がい者支援課が窓口となります。
生活費を支える助成や税金の控除(特別障害者手当・所得税など)
日々の生活費を支えるための手当や、税金の負担を軽くする制度も用意されています。
これらは申請が必要なものがほとんどですので、対象になるか確認し、手続きを行いましょう。
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主な手当・控除の例
- 特別障害者手当:
- 障害児福祉手当:
- 神奈川県在宅重度障害者等手当:
- 障害者控除(所得税・住民税):
- 自動車税・軽自動車税の減免:
特別障害者手当は、精神または身体に重度の障害があり、日常生活において常時介護が必要な20歳以上の方に支給される国の手当です。
月額:29,590円(令和7年度/2025年度)
支給月:2月・5月・8月・11月(年4回)に、それぞれ前月分までまとめて支給
精神または身体に重度の障害があるため、日常生活において常時介護を必要とする20歳未満のお子さんに支給される国の手当です。
月額や支給月、申請方法などは変更の可能性があるため、最新情報は藤沢市や厚生労働省の公式サイトでご確認ください。※所得制限など条件があります。
藤沢市独自の制度で、在宅で生活する重度・重複の障害がある方に支給されます。月額:16,100円(令和7年度/2025年度)
ご本人または扶養しているご家族が障害者である場合、確定申告や年末調整で申請することにより、所得税や住民税の負担が軽減されます。
一定の要件を満たす障害のある方が所有する車について、自動車税などが減免される制度です。
※それぞれ手当や控除、助成制度は所得制限や申請期限、年ごとの制度改正がある場合があります。
支給額・条件・手続きの詳細は必ず藤沢市公式サイトや厚生労働省などの最新情報を確認のうえ、ご不明な点は窓口へご相談ください。
※出典:藤沢市公式ウェブサイト 手当 (2024年5月時点)
【公的機関が提供する割引】交通機関やNHK、市営施設など
障害者手帳を提示することで、公共交通機関や公共施設などでさまざまな割引サービスを受けることができます。
外出の際や日々の暮らしの中で活用できる便利な制度です。
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公的な割引サービスの例
- JR・私鉄の運賃割引:
- バスの運賃割引:
- 有料道路(ETC)の通行料金割引:
- NHK放送受信料の減免:
- 藤沢市営施設の利用料割引:
手帳の種類や等級、移動距離によって運賃が割引になります。※2025年4月から、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方もJR・私鉄各社の運賃割引が全国で適用されています。
これにより、身体・療育・精神いずれの手帳保持者も公共交通機関の割引制度が利用できます。(利用条件や割引率は各社・路線で異なる場合がありますので、詳細は事前にご確認ください)
神奈川県内の多くの路線バスで、手帳の提示により運賃が割引(多くは半額)になります。介護者も同様です。
事前に登録することで、有料道路の料金が半額になります。 自家用車だけでなく、条件を満たせば親族や知人の車でも登録可能です。
世帯の状況や手帳の等級により、受信料が全額または半額免除になります。
秩父宮記念体育館や秋葉台文化体育館などの市営スポーツ施設、アートスペースなどの文化施設の利用料が減免される場合があります。
※割引の内容や条件は事業者によって異なります。ご利用の際は各機関にご確認ください。
【民間企業のサービス割引】携帯電話や映画館など(※要事前確認)
公的な機関だけでなく、多くの民間企業も障害者手帳をお持ちの方向けの割引サービスを提供しています。
お出かけの際などに、ぜひ活用を検討してみてください。
※これらの情報は企業の都合により変更される可能性があるため、ご利用前に必ず各社の公式サイトなどで最新の情報を確認してください。
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民間企業の割引サービスの例
- 携帯電話会社の料金割引:
- 映画館の鑑賞料金割引:
- タクシー料金の割引:
- レジャー施設の入場料割引:
NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、障害者手帳をお持ちの方向けに基本使用料などを割り引くプランを提供しています。
ほとんどの映画館で、障害者手帳を提示すると鑑賞料金が割引(例:1,000円)になります。
介護者1名まで同額で鑑賞できる場合が多いです。
一部のタクシー会社では、乗車時に手帳を提示することでメーター料金が1割引になります。
藤沢市が発行する福祉タクシー利用券と併用できる場合もあります。
新江ノ島水族館など藤沢市内の大規模観光・レジャー施設でも障害者割引があります。
例えば、新江ノ島水族館では、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちのご本人と同伴者1名まで、入場料が一般料金の半額となります(例:大人2,800円→1,400円、高校生1,800円→900円、2025年4月現在)。
年間パスポートもご本人に限り半額です。チケット窓口で手帳または「ミライロID」をご提示ください。※割引額・対象者・購入方法などの詳細は必ず各施設公式サイトで最新情報をご確認ください。
参考:
藤沢市における障害福祉サービスの種類と選び方のポイント【暮らしと仕事】
障害福祉サービスには、「働きたい」「日中の活動場所がほしい」「安心して暮らせる住まいを探したい」といった、一人ひとりの希望に応えるための様々な種類があります。
この章では、藤沢市で利用できる代表的な障害福祉サービスを「暮らし」と「仕事」の視点からご紹介します。
就労をサポートするサービスから、日中の活動や住まいの場、外出支援、お子さんのためのサービスまで、それぞれの役割と特徴を知ることで、ご自身やご家族に合ったサービスを見つけるための第一歩になります。
働くことを支援するサービス(就労移行・A型・B型)
「一般企業で働きたい」「自分のペースでできる仕事がしたい」という思いを支えるため、障害のある方向けの就労支援サービスが用意されています。
主に「就労移行支援」「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」の3種類があり、目的や心身の状態に合わせて選ぶことができます。
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3つの就労支援サービス
- 就労移行支援:
- 就労継続支援A型:
- 就労継続支援B型:
一般企業への就職を目指す方が、必要な知識やスキルを身につけるための訓練を行う場所です。
ビジネスマナーやPCスキル、コミュニケーションなどを学び、就職活動のサポートも受けられます。
利用期間は原則2年間です。
事業所と雇用契約を結び、給料(最低賃金以上)をもらいながら働くことができるサービスです。
一般企業での就労はまだ不安があるけれど、安定した収入を得ながら働きたいという方向けです。
雇用契約は結ばずに、体調やペースに合わせて軽作業などの仕事を行うサービスです。
短時間の利用から始められ、生産物に応じた「工賃」が支払われます。
まずは働くことに慣れたいという方が多く利用しています。
【藤沢市のワンポイント情報】
藤沢市の計画によると、令和8年度には市内で約3,000人が就労継続支援B型を、約750人がA型を利用する見込みです。
これらの数字は近年のニーズの高まりを反映しており、市としてもサービス体制の拡充に注力しています。
自分のペースで働けるB型のニーズが高い一方で、雇用契約を結ぶA型の事業所も重要な役割を担っています。
ご自身の希望やステップに合わせて選べる環境が整いつつあります。
日中の活動や暮らしの場を提供するサービス(生活介護・グループホーム)
働くこと以外にも、日中を安心して過ごすための活動の場や、地域で自立した生活を送るための住まいの場を提供するサービスがあります。
生活介護
常に介護が必要な方に対して、日中に施設などで様々な支援を行うサービスです。
入浴や食事といった身体的な介護のほか、創作活動や生産活動の機会を提供し、利用者が生きがいを持って過ごせるようサポートします。
ご家族の負担軽減(レスパイトケア)という側面も担っています。
共同生活援助(グループホーム)
地域の中にあるアパートや一戸建てで、他の利用者さんと共同で生活を送るための住まいの場です。
世話人などのスタッフが常駐または巡回し、食事の準備や金銭管理の相談、日常生活上の支援などを行います。
プライベートは確保しつつ、誰かがいる安心感の中で自立した暮らしを目指すことができます。
【藤沢市のワンポイント情報】
藤沢市では親元からの自立や地域生活を望む声が多く、グループホームの需要が非常に高まっています。
市の計画では、令和8年度までに約1,500人分の利用体制を整備する目標が掲げられており、利用ニーズの増加に応じて暮らしの場の選択肢がさらに拡充されることが期待されています。
外出のサポートを受けるためのサービス(移動支援/ガイドヘルプ)
一人での外出が困難な方が、安心して外に出かけられるようにヘルパーが付き添うサービスです。
これは「障害者総合支援法」のサービスとは異なり、藤沢市が主体となって行う「地域生活支援事業」の一つです。
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移動支援でできること
- 社会生活上必要な外出:
- 社会参加のための外出:
市役所での手続きや金融機関での用事、お墓参りなど、日常生活に欠かせない外出をサポートします。
買い物や理美容、映画鑑賞、スポーツ観戦といった余暇活動など、社会とのつながりを広げるための外出にも利用できます。
通院や通勤・通学など、一部対象外となる活動もありますが、行動範囲を広げ、豊かな生活を送るための心強い味方です。
利用を希望する場合は、藤沢市役所の障がい者支援課への申請が必要です。
※出典:藤沢市公式ウェブサイト 移動支援事業について (2024年5月時点)
お子さんを対象としたサービス(放課後等デイサービス)
学校に通っている障害のあるお子さん(小学生から高校生まで)が、放課後や夏休みなどの長期休暇中に利用できる福祉サービスです。
単に預かるだけでなく、お子さんの発達段階や特性に合わせた支援プログラムを提供しています。
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放課後等デイサービスの役割
- 自立支援と日常生活の充実:
- 社会との交流の促進:
- レスパイトケア:
生活能力を高めるための訓練や、宿題のサポートなどを行います。
集団活動を通して、お友達とのコミュニケーション能力や社会性を育みます。
お子さんを預かることで、ご家族が自分の時間を持てるようにし、日々の育児負担を軽減する役割も担います。
【藤沢市のワンポイント情報】
藤沢市内には多くの放課後等デイサービス事業所があり、そのニーズは年々増加しています。
市の計画では、月のべ約1,200人以上のお子さんの利用が見込まれており、この数は近年のニーズ増加を反映しています。
引き続きサービス体制の充実が図られています。
事業所ごとに運動、学習、創作など特色があるため、お子さんの興味や課題に合った場所を選ぶことが大切です。
まとめ:藤沢市の障害福祉サービス活用のポイント
ここまで、藤沢市で利用できる障害福祉に関する相談窓口や制度、サービスについてご紹介してきました。
たくさんの情報がありましたが、大切なのは「一人で抱え込まず、まずは相談してみる」ということです。
最後に、この記事の要点と、次の一歩を踏み出すためのヒントをQ&A形式でまとめます。
本記事の要点の振り返り
藤沢市であなたらしい暮らしを実現するために、この記事でお伝えしたポイントを振り返ってみましょう。
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この記事のまとめ
- まずは相談窓口へ:
- お金の制度を知る:
- 自分に合ったサービスを選ぶ:
- 一歩ずつ着実に:
悩みや手続きで迷ったら、まずは藤沢市役所の「障がい者支援課」や、身近な「相談支援事業所」にアクセスしましょう。
それが支援への第一歩です。
医療費の助成や各種手当、税金の控除、公共料金の割引など、暮らしの負担を軽くする制度があります。
申請が必要なものが多いので、対象になるか確認してみましょう。
就労継続支援B型約3,000人、A型約750人、グループホーム約1,500人が利用予定です。
「働きたい」「日中の居場所がほしい」「外出を楽しみたい」など、あなたの希望に応じた多様な福祉サービスが用意されています。
まずは相談支援事業所に相談しましょう。
すべての制度を一度に理解する必要はありません。
今のあなたに必要な情報から一つずつ確認し、専門家のサポートを受けながら、より良い生活に向けて歩みを進めていきましょう。
藤沢市の障害福祉に関するQ&A
この記事を読んでいただいた方が抱くかもしれない疑問について、Q&A形式でお答えします。
Q1. 藤沢市で障害に関する悩みを相談したいとき、まずどこに行けばいいですか?
A. まずは藤沢市役所本庁舎2階にある「障がい者支援課」が総合的な窓口となります。
障害者手帳のことから各種手当、利用できるサービス全般について相談できます。
また、具体的な福祉サービスの利用計画を立てる際は、専門家がいるお近くの「相談支援事業所」が頼りになるパートナーになります。
Q2. 藤沢市で受けられる経済的な支援には、どのようなものがありますか?
A. 医療費の自己負担を軽減する「障害者医療費助成」や「自立支援医療」、生活を支える「特別障害者手当」などの手当、税金の負担が軽くなる「障害者控除」などがあります。
このほか、JRやバス、有料道路、NHK受信料などの割引制度も活用できます。
助成や手当、割引は内容が変わることがあるため、必ず公式で最新を確認してください。
Q3. 藤沢市で「働きたい」「日中の活動場所がほしい」と思ったときは、どんなサービスがありますか?
A. 働くことを目指すなら、就職準備をする「就労移行支援」や、給料・工賃をもらいながら働く「就労継続支援(A型・B型)」があります。
また、日中の活動の場としては「生活介護」、地域での暮らしを支える住まいの場として「グループホーム」といったサービスが利用可能です。
どのサービスが合っているか、相談支援事業所などと一緒に考えることができます。